またまた長らくご無沙汰してます。



ご無沙汰が過ぎますね…



別に何かあったわけでもなく、どちらかというとかなり頑張って研究(と少林寺拳法…)に打ち込む毎日を過ごしています。

前書いたように、自分のパソコンから日記の更新ができないという不具合がまだ直っておらず、わざわざ共有パソコンに来て書かなくてはならないため、なかなか更新する機会がなかったわけでした。(自分の机から共有パソコンが置いてある部屋まで30メートルくらいある。わざわざ日記を書きにいくためには、なかなか微妙な距離である。他に人がいることも多いし・・。)


もはやこのページを訪れる人もきっと少ないだろうけど、万が一のために頑張って更新をしにきてみました。


というか、最近は多忙だ。最近のTさんとの共同研究(すでに投稿済み)の発表で、来週の水曜早稲田、再来週厚木で国際会議、3月のKEKでの発表が待ってる(例のごとくまだ準備してない…)。頼まれたレフェリーレポートを書かないといけない(エディターから3回目の催促が来て、明日までに送るよん、と約束済み…、しなきゃよかった…)。先週までH先生のゲストとして3週間ほど滞在したハンガリー人のMosonyiさんとの議論で再発した(Hし君との)相関の研究、ところが最小値問題が解けずに延々とこれに取り組み(これは実は先週できた)、論文を頑張って書いてる(論文書くのってこんなに時間かかるんだっけ…、と久しぶりに一人で書いてるとえらく時間がかかって嫌になってる)。(その他並行してやってるのはK君と共同研究、O先生との共同研究、自分の研究。最近改めて、局所的隠れた変数への興味が沸いてきてそういうことばっかやっているのも問題である…。)

とりあえずここしばらくは最優先のレフェリーレポートを一生懸命仕上げてたのだが、結果はとても面白いもので、気持ちよくレポートを仕上げる気でいた。ところが、先行研究を調べる一環で、いくつかの論文を読んでいたら、な、ななんとKossakowski先生の最近の研究がまさにこの論文のメイン定理を系として含むではないか。。ということに気がついた。気がついて良かった、とホットする気持ちと、この著者が今まであまり論文がないことからきっと若い研究者なんだろうな、と思うと、せっかくの結果が知られていた結果だと知ってさぞやショックも大きいだろうな、と人知れず(自分が…)ブルーにもなる。ただKossakowski先生の結果は本当にここ最近のものだし、レポートには「Kossakowski先生の論文を引用する」という条件つきでpublishしてもよいんじゃあないか、と書いた(あとはエディター任せである)。先生にはもちろんメールで聞いたのだけど、さっき送ったばかりだから返事待ち。その返事しだいでもレポートは変わる可能性もあるが、まあ(研究者としてもKossakowski先生の弟子としても)、気がついてよかった。

自分でたどり着いた結果ってのはかなりの率で既存の結果であることは仕方がないが、これは知られてないだろうし、面白いから論文にしてやろう!くらいの自信作がそうだったら、嫌だなあと今でも思う。この著者にそれとなくエールを送るようなレポートを書きたいけど、そういうニュアンスを英語で出す自信ないな(日本語でもないけど)。

皆様

長らくお久しぶりです。
なんだかパソコンの問題で日記が更新できない状況が続いておりました。研究室のデスクトップもノートも更新時にエラーが出てしまうのですが、共有パソコンで今試してみたら更新できました。あらら・・。

相変わらず原因不明なので、更新頻度は少ないと思いますが、あ、、そんなことを言っているうちに、今年ももう終わってしまいますね。。

O澤研としての今年のセミナーは今日で終わりました。
ゼミなどの行事も来週の月曜で終わって、正月は実家に帰ろうと思います。



そうそう。


そんなことよりも、昨日、ついに初”叔父”になってしまいました。
姉夫婦の子供が生まれて、かわいい姪っ子の誕生です。



やったー!! おめでとうー !! 


昨日は誕生の日の空とかいろいろな写真をとりまくって、早くも姪バカっぷり炸裂しました。

ところが残念なのは、実は夏から義兄がオーストラリアへ転勤となったため、オーストラリアでの出産だったのです。

遠いです・・。会えません。

これはもうYahooチャットなどでテレビ電話で生中継でコミュニケーションするしかないです。

まあそんなこんなで、今年はPDとして東北大に移り、まあ色々あった気もなかった気もしますが、充実した一年だったのだとおもいます。姪もうまれたし、少林寺拳法も(←あっ、3級に昇級したのである)本格的にはじめたし、研究もえらい頑張ったし(?)、何よりも新しい貴重な出会いがたくさんあった年であったことは間違いありません。

道は天より生じ、人の共によるところとするものなり、その道を得れば以って進むべく、以って守るべく

少林寺拳法の道訓も言っているわけです。

今年はあと残った日数ラストスパートをかけて、終わらせなくてはいけない研究を片付け、新しい研究の芽吹きを誕生させ、まったりみかんでも食いながら、実家では愛犬のルークとじゃれあいたいと思います。

来年の抱負、とか今年に言うものか忘れましたが、初心忘れべからず、に戻り、
「いっちょ努力型の人間に戻ってみようか」という当たり前すぎることを考えてます。

この年代になり、「努力」という言葉を用いるのは実は怖かったりもする。つまり才能が欠けているから努力で補わねばならない、と感じてしまうアホな自分が少しいた。そうでなく、どんな天才な人間でも結果を残している人は、真似のできないほどの努力をしていることは、歴史上も、もっと重要なことに(周りの人間を見ていると)経験上も明らかなことなのである。

ああ、恥ずかしいですね。いまさらこんなことを書くのは・・。
まあ(旅の)恥は掻き捨て・・と言うわけだから、(人生の旅も)書き捨てもよいのであろう。


これも少林寺拳法の本にあった言葉

「人十、我百」

ですね。




では、次ぎいつ更新するかわかりませんが、念のために書いておきますが、

ハッピィなクリスマス*1とよいお年をお迎えください。

*1:ハッピィなクリスマスを予定していない人は、東北大数学教室7階に集まれ!今ならシュークリームがもれなくついているはずだ!

K君とMさんとのEntanglementの共同研究が面白くなってきた。
世間で知られてることとかぶらないことを願いつつ、関係ありそうな文献をひたすらあたらないといけない。

一昨日はK君が面白いことを見つけてくれたので、時間をとってセミナー室で議論。考えるに大変失礼なことなのだが、聞きながら彼の結果の一般化を考えて、机に足を乗せてパイプ椅子に深く座ってたら、こけた。

勢いでパイプ椅子がたたまれて、そのまま落っこちて頭は無事だったが、手をパイプ椅子に挟まれた…。自分の体重が50cmほど上から勢いよく乗っかって挟まれたので、手に激痛が走った。



絶対骨が折れたかと思った…。



今も赤くなってて少し痛むが、きっと大丈夫だと思う(実は国民健康保険は入ってるけど、生命保険は入ってない…。こういうときのためにやっぱり真剣に探さないといけない。ドジだし。)。

まあ、失礼な態度を取った天罰である。

K君はすぐに手を水で冷やしてくれてハンカチまで貸してくれて、良い人である。

K君は今年D論を書くのを目指してるので、少しでも協力してあげたい。

天罰は手にくだったが、幸い研究は面白い方向に進みそうなのでよかった。


今日は、組み合わせ論スペシャリストのTさんとMUBの共同研究を真剣に進めるべく、午後は時間を作って研究を進める。

以前自分がMO研合同セミナーで発表したMUB関連の論文があって、その否定的な結果をある一般化をしてやれば上手い具合に解決できるんじゃあないかと考えてた。で今日はそういう解が存在するか、二人でずっと考えた。

色々な数学的な困難は二人で協力一致して解決し(主にTさんの解決能力の高さによる克服であるが…)、これも面白いことになり最終的に組み合わせ論の問題に帰着された。しかもさすがはスペシャリストのTさん、それには解があることをご存知であった。

まだ内容は書けないけれど、とにかくAliceは無事助かる、ということでめでたいことになりそうである。

おめでとう、Alice.

(注:最近の量子情報理論とかでは系の擬人化にAliceやBobやEveなどよく使うのです。)



さて、明日から京都に1週間ほど出張なので、きっと綺麗な紅葉でも見ながら、頑張って研究に行ってまいります。

結局昨日は朝8時まで応募書類作成を続け、その後自分とHさんは3時間ほど仮眠が取れたものの、O先生は朝に授業が2つ入ってるので、そのまま授業に行かれて…、1時からまた再開。締め切りは5時で、書類が終わったのが4時半。急いで車で市内の提出先に直接運んで、4時55分に提出。全てが終わった…。本当に、ご苦労さまである(特に先生。しかも今日から先生は名古屋、京都へしばらく出張である…。)。

自分はかろうじて20代である(あと2年だけだ…)が、Hさんは40近いし、O先生は50代半ば、さすがに徹夜はしんどく、明け方のころには皆ふらふらであった。O先生は、「なまさんぎょうって何だ?」とか「生産業」のことをおっしゃるし、Hさんも手が震えてパソコン打てなくなるし、…。

自分は自分でボケッとしているのだが、不思議な発見もあった。

ふだんあまり字を書かないから、最近特に漢字が書けなくなること甚だしいのであるが、明けがた必要事項を書類に手書きする際に、なぜだかすらすら漢字が書けてしまったのである。

無意識に漢字を覚えている脳。

やはり侮れない無意識の能力に今日も人知れず感動するのであった。



思いっきり徹夜して、漢字検定でも受けてみようか。

ぐへぇ。。

仙台は寒いです。



もう夜1時になりますが、あるプロジェクトへの応募締め切りが明日(いや、もう今日だ…)の午後5時と迫っているので、O先生とH田さんと徹夜覚悟で書類を作成しています。

こう時間が迫っていて書類がまだまだ未完成の上ですら、議論となると二人とも時間を気にせずに没頭し始めるのです。

こういうところに研究者魂を感じる今日この頃です。

最近は


ゼミ発表の用意が忙しい

研究が忙しい

Bossが応募する総務省のあるプロジェクトの手伝い(書類作成*1)が忙しい

少林寺拳法が忙しい



と過ごしてるうちに、あっという間に日々が過ぎてゆく。

光陰矢の如し、英語でゆうと Time flies like an arrow

という奴です。


まあ、何かが足りない気もするけれど、今は人生として充実した忙しさだと思うのです。

*1:実はO先生と物理学科の助手のH田さんと自分で応募する予定であったが、学術振興会の研究員は応募してはならないことが判明して名前をはずしてもらった(以前確認したときは予算を使わなければ大丈夫と言ってたのに…。)。。共同研究をするのは変わりないので、書類作成はお手伝いする。

書くべきメールがドンドン溜まっています。。

色々と忙しかったのです、と言い訳をするけれど、メールを書く時間がないほど時間がないはずがないであろう。なんだかんだと用事を後回しにする悪い癖が筆不精さにもつながっているのだと自己分析をしておく。

というわけで、メールの返信がしばらくない!という怒っている方がいらしたら、もうしばらくお待ちください。



ps

前の日記のように、携帯電話をなくしたときに電話をかけて音を鳴らして探す人はきっと多くいると信じています。たまに自分、やばいんじゃないか?と思うのは、なくした携帯電話を探すためにかけた電話なのに、それに「はい?」とか出てしまう瞬間である。記憶障害でもあるのかもしれない…。

それとは少し違うが、未だに困ってしまうことがある。よく飲食店とかを後にするときに、「ご馳走様でした!」と出る人は多いだろう。自分もその一人なのだが、この癖がコンビニとかでも出てしまうことがある。普通に買い物して、おつりをもらったときに、「ご馳走様でした」と言う。「アッ」と気がつくのだが店員さんはたいてい「?」という表情でキョトンとするか、苦笑するだけである。さすがに何度か失敗した経験があるため、今ではコンビニに入ると「良し、今日は間違えないぞ」と念を利かせるのであるが、余計な緊張をコンビニで味わっている自分がいる。